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【名刺入れの選び方】重要なポイントは?ビジネスマナーで注意することとは?
更新日時:2023/03/27
名刺は社会人・ビジネスマンの顔ともいえるもの。はじめて挨拶を交わす相手に、自分の情報を伝えるためにお渡しするのが名刺です。そして、その名刺を収納する「名刺入れ」もおのずと相手の目に触れるため、その良し悪しがその人の第一印象に影響します。また、受け取った相手の名刺を丁寧に扱うという意味でも重要です。
そのため、TPOに合った名刺入れを選ぶことは社会人としてのマナーと言われ、所属する会社のイメージを守るためにも大切なこととされています。相手への敬意を表し、自分の印象に影響を与える名刺入れは社会人にとって重要なアイテム。どんなことに注意して選べば良いか、どんな種類があるのかをご紹介いたします。
1.名刺入れを選ぶ4つのポイント
具体的には、どのような点に注意して選べば良いのでしょうか?ビジネスシーンで良い印象を与える名刺入れは、「高級感がある」「きれいに使っている」「シンプルなデザイン」「型崩れしていない」ものです。それらをふまえて、選ぶときの4つのポイントをチェックしてみましょう。
[1]素材
現在販売されている名刺入れの素材には、革・木・金属・布など様々なものが使われています。一般的にスーツによく合い、使われている方が多いのは革製の名刺入れです。スタイリッシュさや個性的、ユニークであるということから金属製や木製の名刺入れを選ばれる方もいらっしゃいます。ファッション系など職種によっては、デザイン性やユニークさが許容される場合もありますが、広くどんな方にも失礼のないことを重視するならば、革製のものがビジネス向きとされています。
[2]色
基本は、スーツの色に合わせやすいダークカラー(ブラック・ブラウン・ネイビーなど)にすると失敗がありません。色によって与える印象は変わります。ブラックは高級感を、ブラウンなら落ち着いた印象、ネイビーであれば誠実さといったイメージを演出できるので、ビジネスシーンに向いていると言えるでしょう。
≪黒色・名刺入れ≫
シラサギレザー
上質な国産の革素材を使用した人気シリーズの名刺入れ。
≪茶色・名刺入れ≫
ディアスキン2
革のカシミア!究極の鹿革を使用した名刺入れ。ソフトな手触りが特徴。
≪紺色・名刺入れ≫
コードバン&ベジタブルタンニンレザー
「革の宝石」にも例えられる美しさを誇るコードバンにヌメ革を合わせたモデル。
[3]デザイン
ビジネスシーンで使用するものなので、派手な柄やロゴの入っていないシンプルなものが良いとされます。高級ブランドのものであっても、ブランドのロゴが目立つところに大きく入っていたり、デザインですぐに特定のブランドの物とわかるような名刺入れは、見せびらかしているととられる恐れがあるため避ける方が多いでしょう。シンプルなデザインのものは飽きがこず、長く使えるというメリットもあります。
また、品格や質感にも注意が必要です。相手に失礼のない、上品で高級感のあるデザインの物を選ぶと良いです。ただし、あまりに高級感がありすぎると威圧感が出る場合もあるので、ご自身の年齢や職種などに合わせて選ばれることをおすすめします。
[4]機能性
まずは名刺の角が折れたり、収納した名刺が曲がったりしないものであるのが第一条件です。日本の名刺の標準サイズは5.5cm×9.1cm、しかし国によってサイズが異なる場合があるので海外ブランドの名刺入れを購入される場合は注意が必要です。海外のブランドでも日本の規格に合わせたものを販売されている場合もありますが、購入前にきちんと自分の名刺が入るかチェックすることをおすすめします。
●収納力:目安は最低20枚程度!
業種や職種によっても交換する名刺の量は変わってくるので、必要な収納量については会社の先輩などに聞いてみるのもおすすめです。交流会や展示会などで大量に名刺を交換する場合もあります。ただ、一般的な目安としては最低20枚程度の名刺が収納できるものを選ぶと良いでしょう。マチ付きの名刺入れだとたくさんの名刺が収納できます。マチの形状も種類があり、収納力は、通しマチ>ササマチ>マチなしになります。
通しマチ
ササマチ
マチなし
●仕様:ポケットや仕切りがあるもの!
自分の名刺といただいた名刺を分けて収納できるものがおすすめ。1日に複数の方と名刺交換する場合、ポケットが1つだけだといただいた名刺と自分の名刺が混ざってしまい、名刺交換がスムーズに行えない恐れがあります。仕切りやポケットがついたものであれば、その場で仕分けができるのでとても便利です。
●使い勝手:名刺が出し入れしやすいもの!
名刺交換は最初のご挨拶です。スムーズに行えないと相手に失礼になったり、良い印象を持っていただけない可能性も…。いざというときにもたつかないためにも、名刺の出し入れがしやすい名刺入れを選ぶと良いでしょう。素材が硬すぎても柔らかすぎても出し入れしにくいので、実際に試せるのであれば試してみるのがおすすめです。ただし、革の場合は使っている間に馴染んで柔らかくしなやかになります。馴染むまでは入れる名刺を少なめにして馴染ませるという方法もあります。
2.名刺入れの使い方・注意点
●入れすぎ厳禁!
名刺を入れすぎてパンパンに膨らんだ名刺入れは、見た目が悪いのはもちろん、名刺を大切に扱っていない印象を相手に与えてしまいます。また、収納量を超えて名刺を入れていると、名刺が曲がったり、角が折れてしまったりすることも。都度、いただいた名刺を取り出して整理したり、こまめに補充することで過度に入れすぎないよう注意すると良いでしょう。セミナーや懇親会など大量の名刺が必要な時は、名刺入れとは別に予備の名刺を持って行って、必要に応じて移し替えるとスマートです。
●定期的にお手入れする!
人の目に触れるアイテムなので、キレイに保つことが大切です。汚れていたり、くたびれた名刺入れを見て良い印象は与えられないですよね?特に革製の名刺入れの場合は、靴やバッグと同じように革用のクリーナーやクリームでお手入れすると良いでしょう。こまめにお手入れすることで長く綺麗な状態でお使いいただけます。丁寧に手入れされたビジネスアイテムは、相手に誠実で細やかな心配りができるということを伝えてくれるはずです。
3.キプリスの人気名刺入れ
日本製にこだわり、東京に工房もあるキプリスでは、革製の名刺入れを多数販売しています。中でも人気のある定番商品をご紹介。どれもポケットやマチ付きで機能性を備え、ビジネスシーンにマッチするシンプルなデザインが特長。素材や配色などにこだわって選んでみるのも楽しいですよ。
通しマチ名刺入れ
コードバン&シラサギレザー
美しい光沢のコードバンに鮮やかな白鷺レザーを合わせました。通しマチで収納力は◎。適度なドレス感がドレススタイル(スーツスタイル)などのスマートなコーディネートとマッチします。
通しマチ名刺入れ
ボックスカーフ
ボックスカーフ専門のタンナーにて鞣された革を使用。高品質な原皮を使用しており、細かいキメが魅力の名刺入れです。吟面(表面)を磨き上げた後、型押しを施す事により、傷やシワが付きにくく長く使えます。
ビジネスシーンでは、意外と相手に見られている「名刺入れ」。業種や職種によっては個性的なものが良いとされる場合もありますが、どんな相手にも適切で無難なものを選んでおくと安心です。落ち着いた印象で、素材の良いもの、上品なものであれば悪い印象を持たれることはありません。迷われている方はシンプルなものをお探しになることをおすすめします。あくまでビジネスアイテムですので、自分が使いやすいこともお忘れなく!
ビジネスシーンにマッチした上で、ご自分が好きなもの、気に入ったものをぜひ見つけてください。
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