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こだわりのキップ牛革「シラサギレザー」の財布|キプリス「シラサギレザー」シリーズ
更新日時:2015/02/17
現在、コードバンに限らず牛革においても上質な革素材(カーフ、キップなど)を一定量確保することは非常に困難になっています。
そのような中で、より上質な牛革素材を探し開発、採用したのがシラサギレザーです。生後6ヶ月~2年以内の牛から加工されるキップスキン素材で、国産の原皮を使用しています。
一般的に流通量の多い“北米産原皮”との違いは、その飼育環境です。大量生産型の北米に比べると、牛にとって餌や放牧環境がとても良いため、その分肉質も良いと言われています。その中でもシラサギレザーに使用されている原皮は、寒い所での飼育環境で育てられた牛で、肌目が強く繊維が締まっているのが特徴です。
シラサギレザーの特徴
日本の皮革産業の一大集積地の兵庫県、姫路市にて鞣されております。
その一帯のタンナーは、革の本場ヨーロッパにも引けを取らない長い歴史と、高度な技術力を誇っており、その中でも特にしっかりとしたコシのある鞣しを得意とするタンナーにてシラサギレザーは作られています。
原皮を毛付の状態で国内に入れた後、タンニンとクロームのコンビ鞣しにより、繊維の詰まったシワの出にくい下地を作り上げます。表面の独特なムラとアニリン仕上げによる透明感が、他にはない高級感を漂わせます。
調色が困難で色の再現性が難しいとされているハンドアンチックに比べ、特殊なアンチック加工による制度の高い均一性と深みのあるムラは、日本のタンナーの高度な技術力の賜物と言えます。
(※ムラ付けする上で必要な色の濃淡をカラーにより変化させ、わざとらしくならないよう仕上げておりますのでブラック、チョコ、ブラウンそれぞれムラの見え方には差があります。)
シリーズ名の“シラサギ”とは姫路城=白鷺城からネーミングした名前です。
世界遺産の姫路城(別名:白鷺城)の優美さを髣髴させる日本の技術が詰まった素材で、 使い込むごとに光沢が増し、革製品特有の風合いを存分に味わうことができる素材です。
内側には、職人の手によって一枚一枚手もみ加工された生成り色のヌメ革を使用しております。
細かく均一に揃ったシボ出しは機械では難しく、職人の長年の経験と技術によるものです。 その上からロウ(WAX)引きすることで、革の表面を保護し、強度持たせる役割があります。表面のうっすら白く見えるものは、ロウ(WAX)によるもので、しっとりとした感触が手に馴染み、使い込むほどにロウが取れ味わい深いものになります。
キプリス「シラサギレザー」シリーズ
シラサギレザーとヌメ革のコンビネーションと、細かく繊細な仕立てにより、落ち着いた風格でビジネスシーンでも活躍します。小銭入れ付きの長財布は、キプリスの数ある革製品の中でも3本の指に入る人気製品です。
- 二つ折りベロ付札入れ (写真左上)
- ラウンドファスナーハニーセル長財布(写真右上)
- ササマチ長財布 (写真右下)
- 小銭入れ(写真左下)
「シラサギレザー」をネットショップで購入する
シラサギレザー
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