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Vol.01【牛革編】-レザーファンなら知っておきたい革の種類と基礎知識

更新日時:2015/02/06

牛革素材

財布やバッグ、ベルトや靴など革製品は、日常生活の至るところで使用されています。製品だけではなく、革をこよなく愛するレザーファンにとっては、革素材の質感や使い心地などにそれぞれが拘りや好みがあるのではないでしょうか。革のある生活を楽しむためにも、革素材の原料皮である代表的な動物を覚えておきたいところです。

 

【牛革】

最も多くの製品に仕様されている革素材

古くから使用されている牛革は、丈夫で見た目がとても美しいのが特徴で、財布や鞄など多くの製品に使用されています。革素材の中でも代表的ではありますが、月齢や性別によっても名称や性質に違いがあります。

 

  • カーフ(6ヶ月以内)
  • キップ(6ヶ月~2年以内)
  • ステア(3~6ヶ月以内に去勢した雄)
  • カウ(2年以上の子供を産んだ雌)
  • ブル(生後3年以上)

 

カーフ

薄手でキメと繊維構造が細かく美しい最高級素材

生後6ヶ月以内の仔牛の原皮で、乳牛種の雄が大半を占めています。その中でも、原皮の重さによって二つに区分され、9.5ポンド以下をライトカーフ(約90デシ)、9.5~15ポンドのものをヘビーカーフ(約130デシ)と呼ばれています。生後3ヶ月位の原皮は、特に「ベビーカーフ」と呼ばれ、産まれたての赤ちゃんの頬のような風合いとなります。

 

カーフの革素材を用いたキプリスの製品シリーズ

  • レーニアカーフ

 

キップ

カーフに次ぐキメ細かく厚手の上質な素材

生後6ヶ月から2年くらいの中牛革で、15~30ポンドの牛原皮です。カーフに比べて厚みがあるものの、厚みがある分だけ強度に優れています。実は「カーフ」と「キップ」を明確に分類しているのは、日本だけで欧米ではどちらも「カーフ」に分類されています。

 

キップの革素材を用いたキプリスの製品シリーズ

  • シルキーキップ

 

ステア

最もポピュラーで強度が強い革素材

生後2年以上で、生後3ヶ月から6ヶ月の間に去勢された雄牛の革です。カーフやキップに比べると、柔らかさと表面のキメの細かさは劣りますが、厚みがある分、強度に優れているのが特徴です。

去勢されているためか、厚みやキメが原皮一枚の中で比較的揃っているので無駄がなく扱いやすいため、比較的ポピュラーな素材です。靴で最も広く利用されている革です。

 

ステアの革素材を用いたキプリスの製品シリーズ

  • ルーガショルダー

 

カウ

牛革の代表的な革素材

出産を経験した生後2年以上経った雌の成牛の革です。厚さ、強度については、キップとステアのほぼ中間と言える素材ですが、成牛であるため、面が大きく取れるため大型の鞄やジャケットに使用されるケースが多いのが特徴です。

 

カウの革素材を用いたキプリスの製品シリーズ

  • カウを使用したキプリス製品シリーズはありません。

 

ブル

厚くて丈夫で強度が特徴の革素材

去勢されることなく生後3年以上の雄牛の革。厚くて丈夫で靴のソール等に使用されことが多い革です。繁殖用として去勢されずに育った雄牛は、革が硬く丈夫なのが特徴です。ただし、気性が荒いため喧嘩が絶えず、革表面のキメが粗く傷が多いのが特徴です。綺麗な艶感を出すというよりは、靴底など強度が求められるところに使用されることが多いです。

 

ブルの革素材を用いたキプリスの製品シリーズ

  • カウ、ブルを使用したキプリス製品シリーズはありません。
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