独特なシボ感に注目！エンボス・キップスキンを使用したPERLA NERA（ペルラ ネラ）シリーズのこだわり

更新日時：2015/11/09

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PERLA NERA（ペルラ ネラ）は、イタリアのエンボス・キップスキンをメインに使用したシリーズです。独特なシボ感が特徴的で、上品なツヤ、繊細なハリとコシがあり、その素材感を活かすように丁寧に切り目仕上げで仕立てられています。

セミアニリン仕上げの上品なキップスキンを内側の一部で使用しており、カラーポイントを利かせています。また、ライニングにはピッグスキンを使用した総革仕上げです。

シャープでシンプルなデザインの中にも、CYPRISのこだわりが詰まったシリーズです。ここでは、ペルラ ネラのこだわりをご紹介します。

PERLA NERAのこだわり

1.イタリア・CILP（シルプ）社製のキップスキンを使用

CILP（シルプ）社とは、イタリアの老舗タンナー「POGETTI（ポジェッティ）社」での修行を経て、1973年にトスカーナ州で独立・創業したタンナーです。フランスカーフを中心にエレガントな仕上げの革を得意としており、機能性のある革の生産にも長けています。

サンタクローチェで50年以上にわったって続く老舗タンナーPOGETTI（ポジェッティ）社の技術を継承したCILP（シルプ）社は、環境への配慮に積極的で、良質の革を生産する優れたタンナーのひとつです。

※POGETTI（ポジェッティ）社

「POGETTI（ポジェッティ）社」は、伝統の技術と最新の機械で高品質の革を供給。靴から革小物、バッグといった様々な用途の素材として世界の 一流ブランドから支持される革を生み出し続けています。また、ノンクロム・ノンメタンの革の生産や特許取得といった環境に配慮した取り組みにも積極的なことで知られています。

 

2.繊細で丁寧なアウトライン

外側のコバ塗りは、コバ塗り剤の塗りと削りをそれぞれ3回繰り返し仕上げることで、繊細で丁寧なアウトラインを表現しています。

手間と時間のかかるこの仕上げは、コシのある素材と相性がよく、特徴的で上品なエンボスの表情に凛としたコバ処理が商品を引き立てます。

3.セミアニリンのキップスキンが自然な屈曲を演出

カラーアクセントとなっている内側に使用のセミアニリン仕上げのキップスキンは、織り曲がるところやマチ部分に使用することで、キップスキン特融のしなやかさが、自然な屈曲となじみの良さを高め、よりよい使い心地を追求しています。

4.ライニングには、高級感のある起毛したピッグスキンを使用

ライニングには、高級感のある起毛したピッグスキンを使用しています。ピッグスキンを使用すると、一般的な合成皮革や生地等のライニングで仕立てるよりも、手間が倍以上にかかり、非常に生産性の低い仕立てで、扱える職人も限られてきます。

牛革でのライニングよりも、表の革との馴染みがよく、メインに使用している素材の風合い殺すことなく仕立てることができ、それぞれの特性を最大限に生かした仕様になっています。

 

PERLA NERAの製品ラインアップは、こちらのページをご覧ください。

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