CYPRIS(キプリス)

漆 -URUSHI-

漆塗起源の伝承と
「袋物仕立て」の伝統技術が融合した
日本が誇る逸品

日本の伝統工芸である漆塗り。海外では漆器を“JAPAN”と呼ぶほど漆は世界的に名高く、日本のものとして認識されています。
この漆塗りの伝統技術を活かし、現代において特殊な方法でレザーに加工することを可能にした「jaCHRO(ジャックロ)」。長野県木曽平沢にて、天然漆を使用し、塗師が一つひとつ手作業で加工しています。

一般的な皮革を染色する染料では表現しきれない、漆特有の彩や風合い、深みのあるグラデーションが表現されています。本漆をヌメ革に塗り込んでおり、革の経年変化と漆の経年変化それぞれを味わうことができる素材です。

※職人が一つ一つ手塗りで色を塗りこんでいるため、すべての商品の色を統一することが難しく、さらに色が変化してくる為、商品それぞれが個性を持った表情をしております。

一般的な漆塗りは、漆器や蒔絵等で見られるように硬いものに塗られます。柔らかいものに塗ると硬化し割れてしまうイメージがありますが、ジャックロレザーはその割れを起こさないよう開発された特殊な技法で加工されています。ラッカー等の混ぜ物を使用せず、漆原液の特性を知っている職人だからこそ成せる技術です。

※この技術はジャックロレザーの職人がオリジナルで開発した技術で、漆塗り職人なら誰でもできるものではなく、その加工方法は企業秘密となっております。

今までの漆塗りの固定概念にとらわれず、手間を惜しまず漆の可能性を引き出した賜物です。

革と漆の唯一無二の変化

使い込むほどに露わになる鮮やかなグラデーションは、類を見ない美しさと味わいに。

革と漆の経年変化を楽しむ

漆の特性をそのまま生かしているため、漆器のように、お使いいただくうちに空気に触れることで漆が酸化し、色が鮮やかに冴えていきます。実際に、加工直後は黒とのグラデーションがはっきりとは表現されていませんが、数日経過すると色が鮮やかに冴えてくるのがおわかりいただけると思います。
そこに下地となるヌメ革の特徴が加わり、経年変化することで、ヌメ革の焼け色と鮮やかな冴え色によって、深みのある雰囲気が醸し出されていきます。
お使いいただく環境やスタイルが色濃く影響し、唯一無二の商品をお作りいただけます。


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